2011年10月03日の記事

撮影ご遠慮下さい


 とあるうどん屋の扉に張り紙。「ブログ・格付けをされている一部の方へ―写真の撮影はご遠慮下さい。ただうどんを純粋に楽しんでいただければ幸いです。店主」わかるなぁ、店主の気持ち。いつ頃からだろう、レストラン等で出てきた料理を写真撮影している人多くなったね。ほんと、かなりの数の人がデジカメ、携帯、中には一眼レフカメラを取り出して、食事をする前にパチリ。海外旅行なんかだとお嬢さんもオバサンもほぼ8割の人がそうしているのだ、今。国民総ブロガー時代の社会現象である。実は僕もそうで、僕はこの店でも遠慮せずに撮ってしまった。すみません店主殿。食事はツイッターやブログに投稿するネタとしては有効で、中にはブログ等で口コミ評価をしている人達も多い。料理をパチパチ撮影している光景は誰が見ても異様だし、店側から見れば食事を楽しみに来たんじゃねぇーのかよ?って気分になるだろう。店のムードが乱され、他の客に迷惑がかかるのではと思うだろうし、国民総密告者の様に店の評価を下しているってのも不愉快かもしれない。隠れた静かな名店としてやっていきたくとも、今やなかなかそうはさせてくれない時代なのだ。中には食事を楽しむことから逸脱したようなブロガーもいるかもしれないが、撮影している客も楽しんでいることには変わりない。行列ができるほどお客さんが増えたのは、ひょっとしたらこうしたブロガーさん達のおかげかもしれない(本音はそれが嫌かもしれないけど)。気持ちはわかるが、ま、人々のささやかな楽しみなわけで、そうピリピリせずにひとつ大目に見てはもらえないだろうか、迷惑かけないよう心がけますから。あ、そうそう、フラッシュはいけないよ。フラッシュ無し自然光バックが料理撮影の基本だよ。ところでこの張り紙の写真、撮ってもよかったかしらん?