2011年05月05日の記事

町のゆるデザイン研究:その6


 前にも触れたが、古いタバコ屋さんのショーウィンドウによく飾られているのがこれ。タバコのパッケージを利用した折り紙工芸である。これは全国的にあるようで、どうしてこういう世界がそこらじゅうで発生するのか不思議である。もともと店ができたばかりの時にはそれなりのディスプレイが施されていたであろうショーウィンドウだが、商売形態の変化と共にだんだん飾る必要がなくなり、空間の穴埋め的に行われて来た感もある。なので、マッチ棒細工、普通の折り紙、編み物、人形など、家主の趣味で飾りなら何でもありのウィンドウになっていったりする。その素朴な緩さがたまらない。この郷愁はいつまで残ってゆくのだろう。やがて消えてしまうだろうか。