2011年03月08日の記事

町のゆるデザイン研究:その4


 これは先日出かけた中国は三亜鳳凰国際空港のトイレにあった表示プレート。この「向前一小歩 文明一大歩」は以前にも紹介したが、中国の主な空港や観光地のトイレの男性便器前にはよくあるもので「ちょっと前に出る小さな一歩はマナーの偉大なる一歩である」という意味。つまり便器下を汚すなということ。文明というと大げさだがここでは、マナー文化といったニュアンスらしい。これが上海とか広州とかの大きな空港ならゴシックの文字だけのシンプルなプレートになっているのだが、中国最南端「海南島」の田舎の空港となれば、ここまで媚びたゆるいデザインが登場してしまうのだ。こんなにカラフルにする必要はないでしょ。文字にグラデーションかけたりして読みにくくて仕方ない。書体も素人の好みそうなもの。おまけにバックに、なんでくまのプーさんの絵柄が薄く入っているのだろうか。まったく意味も脈絡も無い。下の小さなプレートは便器の番号を示すものらしい。しかし見にくい。飛行場なのでヒコーキのイラストか?飾り罫までサービスして、無駄なこときわまりない。これらは確かにPCの普及による弊害である。