2011年02月の記事

美しくない禁煙サイン


 別に特別なことは無いけれど、とある施設のトイレで見かけた禁煙サインである。貼ったテープが汚らしいが、このサインデザインも汚らしい。このサインはここが禁煙であることを明確に伝えればいいのだが、なぜこんな要素の多いデザインになってしまうのだろうか。職員がパソコンの印刷出力で出したものだろうが、凝る必要は全くないし、シンプルな方が目的にかなうのに、なぜかだらだらと色をつけたがる。日本はこのあたりの美意識がだめである。
 デザインは引き算である。不要なものはいらない。その観点から以下、余分な要素を揚げておく。
1:なぜフルカラーで印刷する必要があるだろうか。
2:なぜ「禁煙」の文字が必要なんだろうか。
3:なぜ「禁煙」の文字に縁取りが必要であろうか。
4:なぜ「禁煙」の文字が円に沿って歪んでいるのか。
5:なぜ、ピクトグラムを安易に変形させてしまったのか。
6:なぜ、タバコイラストにこうも色が必要なんだろうか。

民宿の語らい

 皆で泊まった民宿の部屋のテーブル。テーブルを囲んで話をする場合のリアリティってこんな感じだろう。コンビニで仕入れて来たポテチ、あたりめとビール、つまみだけでなくチョコレートもある。いつものこの旅行ではコンビニで皆が好き勝手に買い過ぎ、菓子類が余ってしまうので最近は自制するようになった。その反省を得るのに5年の歳月がかかった。そうでないと、このテーブルは菓子の山になっているのだ。で、皆で何を話しているかと言えば、中学高校時代の昔話である。誰が好きだったとか、誰がどこへ行ったとか。僕らは想い出に生きてるのね。しかし、もう何回も旅行をしているのによく想い出話のネタがあるものだなぁ。

心洗


 滋賀県長浜市にある向源寺という寺に寄った。ここには国宝のそれはそれは美しい十一面観音様がおわすのだ。で、その寺の境内の御手洗場。「心洗」の文字が気を引き締めてくれるねぇ。手を清めるというより心を清めるのである。それでなくても人のいないしんしんと雪の降る境内。心はとっくに洗われちゃってる。冷たいので、手を洗うのはやめとこ。

哀しみ本線日本海


 福井は三国の民宿に泊まった明くる朝、東尋坊を見に行った。雪のふぶく中、ご酔狂なことである。というかすぐ近くだったのでね。行ったら日本海は荒れ狂っていて、風が吹きすさび、思わず森晶子の「哀しみ本線日本海」の歌が出て来ちゃいそうだった。吹雪の東尋坊って迫力あるワ。「この東尋坊なら確実だね。でも志願者の人ってこんな日には来ないのかな。寒いので…」「お前ねー、そーゆー冗談はやめろ」ブログに書くべき内容ではなかったかも。

温泉玉子アート



 芦原温泉の温泉施設「セントピアあわら」へ皆で行ったら、まだオープンまでは時間があるという。というわけで、時間つぶしに温泉玉子を作ることにした。カウンターで玉子を買って温泉釜へ入れるのだが、その前に玉子に名前を書いてくれという。そこはアーティストぞろいのわがグループなので玉子にいろんなイラストが描かれた。ちなみに下が僕の温泉玉子。能がないって?名前がわかりゃいいんでしょ、名前が。

民宿旅情


 上の写真は福井の三国で泊まった民宿のロビー。民宿は「カニ」に重きを置きながらリーズナブルに泊まる手だてである。僕はこの民宿の醸し出す匂いがわりと好き。やたらにある無秩序な装飾品、どこで仕入れてきたのだろうと首を傾げる床の間の置物、違和感のある増築、狭い風呂、共同便所、隠しきれない生活感、だけれどいろんなところにほほえましい創意工夫が見られて、全体として民宿は非常に人間臭い場所である。そこがいい。薄っぺらでどこに行っても同じおしゃれなプチホテルより汚れた半天を着て親父さんが出てくるような民宿の方がはるかにいいのだ。

雪間一髪


上の写真は30日に福井から帰って来た北陸道の様子だが、次の日には北陸道も国道8号線も通行止めになっていた。間一髪帰ってこられたのだ。僕らが出かけた29日30日も雪だったが、幹線道路は走ることができた。主な道では下の写真のように地下水を道にまいて雪を溶かしている。しかしこの大雪、とても追いついた話ではない。僕らは不安ながらもかろうじて雪を旅情として楽しんだが、ここに暮らす人々には過酷な存在だった。東北北陸の雪災害、お見舞い申し上げます。

本日のひこにゃん


 福井に行く途中で彦根城に寄った。彦根城も夢京橋キャッスルロードも意外に見応えがあることに驚いた。で彦根城で見かけたのがこの看板。「本日のひこにゃん」は彦根城博物館に一日3回お出ましになるらしい。今も「ひこにゃん」は彦根城を見なくともひこにゃんに会えればというぐらい人気らしい。で、キャッスルロードを歩くとあちこちにひこにゃん人形がいて、ひこにゃんが鎮座する神棚まであり、ひこにゃんが半ば神格化している様子が見える。ひこにゃんに何の興味も無かったが、普通に写真を撮っているだけで、ひこにゃん写真集ができるほどある。いつかちゃんとした記事にしようか。