2011年02月27日の記事

町のゆるデザイン研究:その3


 これは、彦根城前の夢京橋キャッスルロードで見かけた公衆便所(たぶん?)の入口である。夢京橋キャッスルロードは古い町並みを再現し、観光道路として開発されている場所。だからか、公衆トイレもこんなに風情があるのだ。がしかし、風情があるかなぁ?こんなにダイレクトにのれんに「厠」と表示し「かわや」とルビを振り、さらにフォローするように片隅に「便所」と染め上げてある。古い家屋を観光用トイレとした発想はいいけれど、のれんに「厠」というのは元から離れてデザイン的ノリが走り過ぎた感じがする。夢京橋キャッスルロードは素敵な町並みで完成度は高く楽しいとは思うのだが、あえて批判を恐れず言っておこう。僕はこのような観光開発用に「町おこし」的なノリのでできた劇場空間的な町並みが「大嫌い」なのである。デザイン臭さがぷんぷんするのである。はいこれが昔の情緒です。伝統工芸をアレンジしたインテリア小物の店もありますので、皆さん楽しんで下さいね…的な媚びた町で、観光客を演じるのが嫌なのである。言っておくよ。こんなのを都市デザインとか言わないでね。