2010年12月22日の記事

人生の剪定


 我がマンションの庭の木が剪定作業を受けた。いままでうっそうとしていた木がばっさりとやられ、空ががぜん広くなった。いつも思うのだが、職人さんがやる剪定というのは実に潔いというか、気持ちいいぐらいばったばったと枝を落としてゆくのだ。もちろん何が大切で何がなくてもよいのか職人の目が行き届いているのだろうが、時にこんなに切ってしまっていいのかと思うぐらいである。冬空に寒々と涼しげであるが、さっぱりとした気分。こういう職人さんに僕の人生の枝葉をばっさりと剪定してもらいたいと思ったりする。人間、無くてもいいようなものをいくつもいくつも後生大事に抱え込んで暮らしているのだから。