2010年09月26日の記事

事実は真実と同じではない


 昨日は、普段あまり行かない講演会に機会あって出かけた。「たかじんのそこまでやって委員会」でおなじみの辛坊治郎氏の講演だった。さすがに話に慣れているだけあって面白く、メディアの裏話、社会問題の裏話、永田町の裏話など興味深い内容だった。氏が繰り返し語っていたのは「事実は真実と同じではない」ということだった。「行列のできた○○などという報道ほどいい加減なものは無い」と語り、行列のできている事実と行列ができるほどの魅力という真実は必ずしもイコールではない、行列演出の裏話を展開していた。また「永田町の片隅で日本の未来を決めるような大物政治家はいなくなった」と語り、「今、この日本で最も権力を持っているのは“世論”」であると結論づけているのにはうなづく。でも世論って、たいがいは、このあまりに貧相な日本のマスメディア踊りに巻き込まれる形で形成される事が多く、これまたいい加減なものなわけで、気をつけなければ変な事になるよね、日本の未来は…。ネット世界が何をどう変えて行くのだろうか、これまた恐い気もするし…。サンデル教授の「正義とは何か?」でも読んでおきますか、これもねぇ?。