2010年06月30日の記事

心太

ところてん(心太)は、僕の好物である。夏の常備食でもある(夏でなくてもいいが)。あらためてところてんを眺めると不思議な食べ物に思える。お菓子でもないし、総菜でもないし、麺でもないし、おまけに栄養も無い。子供の頃は町の駄菓子屋でこれを食べた。天突きから出てくる透明な麺のようなものを不思議な面持ちで眺め、三杯酢にむせた。東海地方では三杯酢に胡麻(プラス青のりの場合もある)で食べるが、以前京都で、酢醤油のみの甘くないところてんを食べた事がある。これまたオツでおいしい。他に黒蜜をかけて食べる地方もあるというが、それじゃ「くずきり」だなぁ。で、ところてんを食べるのに「箸一本」だけ出されるのは中部地方だけらしい。箸一本でどうやって喰うのだ?と昔から不思議に思っていたのだが、これは二本でつかむと切れやすいからという理由らしい。しかし、一本で食べる不便さに比べたら二本でいい気もする。