2010年04月03日の記事

家康公検定

岡崎市、市観光協会、岡崎商工会議所が「岡崎 家康公検定」を実施するらしい。いわゆるご当地検定である。歴女(れきじょ)ブームや武将、江戸時代ファンも多い昨今に併せた企画だろう。「家康検定」自体はネットで拾えば他にもあるが名前が違う。岡崎のものは「公」の文字が付いた「家康公検定」なのだ。以前、市内某所の家康ゆかりの神社で、「岡崎市民なら家康公の名を呼ぶ時はイエヤスコウと呼んで欲しい」と宮司さんが言っていたのを思い出す。僕らは「家康、家康」と呼び捨てで呼んでいるのだが、「公」をつけると偉大な主人を尊び敬まう、顕彰の心が込められている。赤穂浪士の敵「吉良上野介」も地元吉良町では「吉良公」として尊ばれている。実際265年という世界のもまれな平和な時代を築き上げ、日本の文化を開花させた徳川公は偉大な人物である事は確かである。明治維新を日本の近代化と啓蒙する捉え方から「鎖国」を悪しきものとする見方があるが、実際はバランスの取れた外交も行っていた江戸時代は、正に日本が生んだ珠玉の時代だったとも言える。時代は龍馬ではなく家康なのかもしれない。おっと、家康“公”なのかもしれない。