2009年10月06日の記事

寄席っていいよ

Tenmayose

一昨日は今回で23回目となる「伝馬寄席」に出かけた。この催しの創世当時からのご縁で、皆勤賞の僕である。満性寺の本堂で行われる落語会で、なにか最近お客さんが増えて来ているような気がする。この落語会は生のお囃子付きの本格派。生の落語を体験していない方に申し上げたいが、「落語」は生で聞くと数百倍楽しいす。テレビに出ているようなタレント系落語家ではなく、実力を持った落語家さんがたくさんいることも発見だし、第一落語自体が素晴らしい。この落語会は最近は上方落語が中心だが、江戸落語も時に聞けてその味わいの違いもわかる。多くは古典落語だが、落語家一人一人のプロの話術にすぐさま引きづり込まれ、笑いずめである。ただ可笑しいだけでなく、味わいの深さと言うか、トリップ感というか、話の中にすっかりはまり込んだ自分を発見し、時に震えるような感動すら覚えるのだ。正に「芸術」である。ちなみに写真の落語家さん、話の途中で具合が悪くなったわけではない。引き戸の下からカンヌキを開けようとして見つかり、手を縛られた盗人を演じているのである。