2009年08月11日の記事

このわた

このわた

台風が来るかも知れないというのに、昨日は南知多に行った。例の「まるは食堂」の系列店らしい「潮蔵」という店に海老フライを食べに。ついでに豊浜漁港の魚ひろばに寄って帰って来た。で、魚ひろばで一番目を引いたものがこれ、「このわた」である。「このわた」は能登半島辺りでも名物らしいが、三河湾でも名物である(豊浜は伊勢湾に面しているが)。もう何年も食べていないなぁ。ウチのばあさんの大好物だったが、僕も好きである。ナマコの腸の塩辛というとグロい珍味のようだが、その妖艶かつ気品のある味の奥深さ、底知れぬ海の慈愛が幻想の世界に引き込む。これを単に生臭いと呼ぶのは子供である。あつあつのご飯にのせて食べるとたまらないねぇ。バケツ一杯のナマコから小さな一瓶ぐらいしか穫れないので、昔は木のワッパに入れて売っていた。それも数筋しか入っていない昔からの高級品だが、今はそれに輪をかけて高額な珍味。「自家製このわた1本1,500円」…安い。この1本とはミニアチュール瓶の事なのか、それともナマコの腸1本の事なのか…。買うには勇気がいる。買わなかった。さっきおいしい焼大アサリを食べたので、それで良しとしとこうじゃないか、今日は…。

焼大アサリ