2009年08月04日の記事

駒ヶ根高原美術館

駒ヶ根美術館

長野県駒ヶ根にある「駒ヶ根高原美術館」はなかなか穴場である。池田満寿夫、草間彌生の作品を始めゴヤとかルオーの版画等も観られる。ある種系統がバラバラなのだが、そこがまた面白い。草間彌生のPOPな作品も驚きだったし、ルオーの版画も新鮮で実に楽しかったなぁ。で、僕のとっては、あの「全東洋街道」の著者、藤原新也の展示室があることが最も興味深かった。僕が師と仰ぐ旅のエッセイストではあるが、彼の写真の素晴らしさと言葉の巧みさはエッセイストなどと呼んでは軽すぎる感じがする。展示室では主に旅先で出会った「生と死」のイメージが、感覚的でありながら本質をえぐるような写真と言葉で紹介されてあった。ミュージアムショップで思わず彼の著「メメント・モリ」を買ってしまった。ここに限らず、長野には「高原美術館」と名のつく施設が多い。地元ではついぞ行かない美術館なのに、なぜか寄り道したくなる。