2009年07月22日の記事

成績をつける

また、この季節がやって来た。僕の大学での教室は演習を基本とするので、課題提出が前期の成績評価の対象になる。大学全般について言えるらしいが、僕の教室も出席率が十分とは言えない。また、課題提出の〆切を守らない学生も半数ぐらいいる。その中で成績評価を下す道のりはすっとはいかない。人の評価をする仕事は結構緊張する。成績が少なからず人に与える影響も意識する。しかしながら、課題の成績評価の4段階表示よりも、自分がやった事のどこが悪くて、どこが良かったのか、ちゃんと説明を受けないと、学んだ意味が無いので、僕は毎年学生の課題1つ1つに対して夏休みの間に、授業での寸評では十分できなかった、ちゃんとした意見を手紙に書いて個々の学生に戻す事にしている。これが結構大変なのだが、真面目風な学生が全く理解していなかったり、だらけた学生が意外にしっかりとした仕事をしていたりと、学生の作品に意外な才能を発見したりするのは結構面白い。人の評価というのは、その人物と真剣に向き合わないと下せないということをあらためて感じる夏なのだ。