2009年06月05日の記事

あましょく(甘食)

 うちのカミさんはとにかく懐かし素朴のお菓子が好きで、かりんとうとか、しるこサンドとか、前田のクラッカーとか、タマゴボーロとか、鈴カスとか(ん?あなた知らないの?)が棚に常備してある。皆子供の頃にDNAに刻まれた駄菓子である。その中にこれもある。名前が変である。「あましょく(甘食)」…円錐形の富士山のような形をしたカステラ焼き菓子である。子供の頃、つまり今から45年ほど前あたりでは、駄菓子屋とかパン屋とかに必ずこれが置いてあって(この写真より大きく直径10cmぐらい)このお菓子をよく食べた。団塊の世代の人なら誰もが知っているだろう。調べるとこの「甘食」は一説によると明治の中頃からあるおやつらしく、相当の長寿食品である。「甘食」の名を知っている地域とそうでない地域があるらしい。しかし、この名前、ベタで簡素な名前だよね。ほだら?現代ならもっとオシャレな名前をつけて売っても良さそうだけれど「甘食」だもの。「かんしょく」じゃなくて「あましょく」…昔は甘いものの種類が少なかったからだろうね。