2009年03月28日の記事

中国無料LAN騒動

 旅先でメールチェックやブログ投稿することが常となった。最近は安めのホテルでも、部屋にLANが備えられている事が多くなったので助かる。ビジネス需要が多いのか特にアジアのホテルはいい。もちろん今回行った中国でも部屋に備わっていた。しかも、台湾あたりのホテルと同様に無料である。がしかし、部屋でiBookにつなげてみると、いくらやっても中国電信のログインページが出てきてIDとパスワードを求められる。ははんフロントでゲスト用のIDを教えてもらわなければいけないのかな、とフロントで尋ねると、係員が行くから待っててくれという。はたして、いかにも工専学校の学生のような若い男性が部屋を訪ねてきた。夜の11時である。彼はあいさつもせずにいきなりiBookの前に座るとなにやらしきりにいろんなものをクリックしている。どうも、IDやパスワードなんか必要なく最初に中国電信のログインページ画面が出ることがおかしいようである。彼はDockのアイコンをつらつら眺め、Photoshop立ち上げたり、iCal立ち上げたり…。おいおい、それはネットとは関係ないだろう!と言っても日本語も英語も通じない。もちろん日本語環境もわからないだろう。ほだら?彼はMacの使い方を知らないのだ。しかし、人の言う事は聞かず「僕の力でつなげてみせる」という気迫で僕を寄せ付けない。困ったなぁ?延々何かを探して悩んでいる彼を見て、しかたなく「称望何?」と訳の分からぬ漢字を書いて見せると、どうもネット接続コントロールウインドウを広げたいようだった。僕が広げてみせるとアドレスやプロトコルを指差し、一人でうなづいている。しかし、いろんなものをいじってもつながらない。あのぉ?僕たちお風呂に入りたいんだけどぉ?…。だめだ、彼はピクリともPCの前から動こうとしない。もう深夜なので、最後の手段として彼の手からむりやりマウスをはぎ取り、使い慣れているであろうWindowsを立ち上げ直した。Intel Macの本領発揮だ。彼は画面に現れたWindowsのロゴを指差しうなづいている。するとどうだろう、Winのエクスプローラーが立ち上がると、すぐにつながった。彼は画面を指差し、また何度もうなづき「これでいいのだ」と自分に言い聞かせている。ごくろうさま。結局、1時間以上粘ったわりに彼は何の役にも立たなかったのだが、「多謝!」と真面目一途な彼の肩を叩き、帰っていただいた。ネットにつながるかどうかよりも、早く寝たかったのだよぉ!…さて、結局、明くる日自分で試すと、MacのSafariでもつながったのだった。