2008年12月09日の記事

年末飾り

いつからか通りに年末大売り出しのにぎやかさが無くなった。年末の福引き大会も見かけない。これは能見町の街頭フラッグだが、最近フラッグの上に花飾りが付いた。花飾りは年末のにぎやかさを演出する意味なのだろう。しかし、このむなしさは何だろう。殺風景になるよりはいいという考え方もあるだろうが、人通りの少ない通りで風に揺れる模造花はかえって「悲哀」といってもいいほど寂しい。街頭フラッグもそうである。このLibraはともかく、最近の商店街のフラッグには、伝えるべきアクションもメッセージも華も弱く、影が薄い。実は僕も他で、街頭フラッグのデザインを依頼されたりしている。街頭フラッグというのはデザインの仕事の中でかなりむつかしい部類に入る。車から1~2秒で瞬時に理解される明快さと視認性、集合体の景観要素としての美しさ、そして季節感。言ってみればシンプル且つインパクトがあり、誰にもわかりやすく且つ美しいという、デザイン界の俳句なのである。しかし、どんなデザインも始めにメッセージありきであって、なんとなくにぎやかしに色をつけても花をつけても、それは町の汚れになってしまう。健康な肌にこそ化粧はのるのである。ほだら?