カレーお好みとパンカツ


 本日食べた我が家のランチ。これは我が家のオリジナルメニューで名前が無いのだが、あえて付けるとすれば「カレーお好み焼き」。昨晩のカレーが余っているとき、溶いた小麦粉をフライパンに油をひいて焼き、たっぷりの千切りキャベツと残りのカレールーをのせて焼くだけの素朴なお好み焼きである。これは、先日亡くなった義父が大昔に開発?したメニュー。昔の一銭洋食とか薄いお好み焼きからヒントを得て作ったのだろう。義父はカレーライスがあまり好きではなかったようなので、自らが食べやすいものへ加工したのかもしれない。それがカミさんに伝承され、僕も味わうことになった。カリッと焼かれた生地の中からトロトロとカレーが出てくる味わいはなかなか。同じく義父から伝承された食べ物に「パンカツ」というのがあって、冷えて堅くなった食パンに、溶いた小麦粉(重曹を入れるとパリット焼き上がる)を付けてフライパンで焼き、それを砂糖を溶かした湯にくぐらせてからソースをかけて食べる、フレンチトーストに似た食べ物もあるのだが、どれも貧しくも哀愁漂う食べものである。しかし、どちらもこれがなかなかいけるので、ときどき思い出したように食卓に登場するのだ。

コメントが10個あります

  1. よっぺー より:

    カレーお好み美味しそうではないですか。
    溶けるチーズとか入れたらもっと美味しそうだけど、
    それだと哀愁からは外れてしまう。

    うちは何かあったかなー。
    パンの耳あげて砂糖はどこでもあるし、
    さつまいもにマヨネーズは料理とは言えんし。
    思い出せん。

    • KID より:

      素朴な味というやつは、意外にいつまでも愛されるね。
      なんか憎めない
      なんか後を引く
      ってことで、永く伝承されて行く。
      家族にひとつやふたつ素朴な味を持っていたいね。

  2. 多亜 より:

    うん、いいですね~
    亡き義父様の食世界観というか恐れ多いかもしれませんがシンパシー感じます。

    亡き母の一品がやはり小麦粉を溶いたものに玉子とニラを混ぜてフライパンでフライ返しで押しつぶすようにしてカリカリに焼きソースをかけて食べるというのが子供の頃の日曜の朝か昼に時々出てくるメニューの楽しみでした。

    • kiddagan より:

      そのニラ玉焼もおいしそうですね。
      昔は小腹が空いたときのスナックは自家製でしたよね。
      そんな時、小麦粉は大変便利なしろものでした。
      小麦粉に砂糖を溶いて焼いただけの通称「ダラ焼き」なるものも
      子供の頃よく食べました。

  3. A.シモムラ より:

    ぶ厚い俎板を前に包丁さばきも凛々しいハンサム、と記憶しておりますが、
    クリエィターでもいらしたんですな、御義父。
    ご実家界隈、ウスターソースが似合いますな。
    今度、パンカツやってみます

    • kiddagan より:

      A.シモムラさん
      義父に取材かなにかで会ったことがあったけね?
      そうかぁ?

      パンカツは実際にパン粉をつけて焼くタイプもあるようです。
      詳しくはネット検索してたもれ。

  4. A.シモムラ より:

    他に、干物を作ってみえましたわ。
    下村脳内:青い干物ネット=御義尊父様
    で摺りこまれております。
    うん、ハンサムでいらした

  5. よっぺー より:

    ↑わたすも混ざろ。
    ダンディーというより、
    目がクリクリしてラブリーな顔じゃなかったですかえ?とっつぁま。
    そして表紙になってなかったっけ。孫だっけ。
    あとタコか何か持って洗濯機の前で写ってたイメージ。

  6. kiddagan より:

    おうおう、皆さんよく覚えておられましたね。
    亡き義父の供養になります。
    ダンディ、目くりくり、青い干物ネット、洗濯機前のタコ
    すべて、正解にござります。

  7. kiddagan より:

    パンカツに関する補足

    一般的なパンカツはパン粉を付けるのだが、義父のものは違う。

    また、正確な作り方をカミさんに指摘されたのでここに付記しておきます。
    義父オリジナルパンカツの作り方
    冷えて堅くなった食パンを二つに切り、溶いた小麦粉(重曹を入れるとパリっと焼き上がる)を付けてフライパンで焼き、それを砂糖を溶かした湯にくぐらせてから、ソースをかけて食べる。

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