うそば


 世の中にはいろんな麺があるものでこいつはその名を「うそば」という。この名前から想像できた人は偉い。そう、うそばとはうどんと蕎麦が合体した言葉なのだ。驚いたことに「うそば」の麺は一本の麺のうち片面がうどんで片面がそばというなんとも、マジカルな麺なのである。「うそばなんてうそだ!」というなら福井県は若狭へいって確かめて欲しい。先日若狭へ行った折りたまたま立ち寄った「麺房かなめ」という店でこれに出会った。写真を見ると蕎麦とうどんが表裏一体となっているのがわかる。写真上が「釜揚げうそば」下が「ざるうそば」である。釜揚げの方は釜揚げうどんにようにつゆにつけて食べると、蕎麦の風情も少しはあるが基本的にモチモチとした細いうどん風の味わい。ざるの方は食べていないがおそらく、似たような感じだろう。味は悪くは無いけど正直「どっちつかず」であるなぁ。逆に言うと蕎麦もうどんも楽しめないのだ。二兎追うものは一兎をも得ずという言葉を思い出す。仮に蕎麦とうどんを同時に楽しみたい人がいるとしても、その場合は蕎麦とうどんのそれぞれの小盛りを一緒に出せばいい話だと思うのだ。この麺はめずらしい麺をと開発されたらしいが、なぜ蕎麦とうどんが一体とならなければいけないのか、その必然性がないよなぁ。

コメントが2個あります

  1. 多亜 より:

    「うそば」でちらっと写真の感じから同じくらいの形状のうどんとそばを混ぜて茹でたものかと思いきやリャンメン仕様とはー!
    私はうどんとそばとどちら派と言えないくらいのフィフティで好きなのですが正直こちらはあまりそそられないなぁ~(笑)
    珈琲と紅茶両方好きだからといってもじゃあブレンドするかといえば決してないですよね~。
    お好み焼きともんじゃの合体もしないしー。
    摩訶不思議。

  2. kiddagan より:

    多亜さんへ

    そうですよね。確かにあまりそそられないけど「話題にはなる」という記者魂で注文しました。(笑)
    ところが世の中にはコーヒーと紅茶を混ぜた飲みものがあるらしいすよ。それは香港の「 鴛鴦茶(えんおうちゃ)」。意外にいけるらしいす。

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