コミュニティーに呼びかける


 アーティストのキャンディ・チャンというアメリカの女性が、ニューオリンズの自宅の近所にある空き家を利用して何かできないかと考え、こんなことを思い付いた。空き家の壁に一面黒板を貼って、大きな伝言板にし、そこに穴埋め式のひとつの質問をたくさん並べて、道行く住民が自由に書けるようチョークを置いてみたのだ。その質問は「Before I Die I want to___.」(死ぬ前に私は___したい)。すると近所の人々から驚くような答えや、感動的な答え、あるいはユニークな答えが寄せられ、普段日常的に考えることの少ないシリアスな質問に、その伝言板がコミュニティーをより鮮明に浮かび上がらせ親密度の高いものした、という。これが世界中で、わが町でもやってみたいと反響を呼び、今やこの伝言板制作キットまで用意されているらしい。彼女は以前にもこうしたアクションをしていて、例えば廃屋などに「I WISH THIS WAS___.」「私はこれが___だったらいいと思う」というシールに人々の思いを自由に書いてもらい現場に貼り出す、なんてイベントも行っている。コミュニティーを浮かび上がらせるのに、人々の心の部分に直接呼びかける手法はなかなか面白いと思う。彼女の話、聞いてみますか。
TEDで行われたプレゼンテーションは「こちら」
ちなみに
「Before I Die___.」に関する内容は「こちら」
「I WISH THIS WAS___.」に関する内容は「こちら」
写真はwww.ted.comより。

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