お年寄りは幸福である。


 プレゼンテーション配信サイト「TED」の動画で聞きかじった話。受け売り。
 高齢化社会の到来。アメリカの研究機関が年代別の「幸福感」を追跡調査したところ、最もストレスがなく幸福であると感じている時間が多いのが「60才以上のお年寄り」だったそうである。
 お年寄りは幸福なのだ。(日本で同様の結果が得られるかは?だが)
 もちろん悲しいことや嫌なことが無いわけではないが、お年寄りはどちらかというと「いい事柄」「楽しい事柄」に目をやる傾向が強いという。けっして、老いて物事の判断が鈍くなったわけではなく、「悲しいこと」「辛いこと」を自らの経験で得た知恵でうまく処理しているらしい。どうしてか?
 なぜなら
 「お年寄りには時間がないからである」
 わかるなぁ、それ。僕もお年寄りだから。
 自分の人生の制限時間が見えた時、人は時間を大切にしようと考え、楽しい時間を選ぶのだ。悲しんだり苦しんだりしているヒマなど無いのである。だから、この研究者はこう締めくくる。この地球が抱えている数々の問題をお年寄りたちに解決してもらった方が地球は幸せになるのではないか、と。
 社会がお年寄りをどう守るのか議論するのではなく、そろそろ私たちがお年寄りたちにどう守ってもらうかを考えてもいいのではないか。

コメントが2個あります

  1. 多亜 より:

    良い記事ですね~。

    もう少し煮詰めると「幸福感」の核はやはり生きる事が自由である事、すなわち大前提が「健康と安全」と思います。

    よく大病をすると色んな事が見えて来て考え方も変わったと体験談を申される方が多いですが、そのとおりと思いますがそれはある程度かもしくは全快されてこそ。
    心の中で幸福感の照度が変化してしまうのです。

    日本はもとより世界政治がフォーカス当てるべきは「民の安全安心と健康」ここをぶれずに政策打てれば個体差あれど少しは幸福度合いも上がるような気がします。

    生きることに自由でいられるお年寄りになりたい!
    初老の身でいうのもなんだけど。

  2. kiddagan より:

    多亜さんへ

    そうですね。健康の不安がつきまとっていては幸せ感も不十分。
    医療は最新テクノロジーやら新薬やらビジネスライクに開発が進んでいるけれど、医療を取り巻くシステム作りや、医療を受ける人々のための環境づくりも実はぜんぜん追いついていないと聞きます。
    安心安全は政治の定番うたい文句ですが、その実、真剣味が足りない気もしますね。

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