菜めし


 これは、某定食についた「菜めし」。この清貧な感じのする食べ物は僕の好物の一つである。「最近の菜めしって香りが無いよね」などとカミさんと話をしながら食べる。今は、料理店で食べる機会しか無いけど、子供の頃は親が実際に家で作ってくれた。細かく刻んだ大根の葉をから煎りして塩をまぶし(菜めしは塩が利いていないとあまりウマくない)釜に入れて焚く。大根の香りがご飯からつんと立ち上がらないと雰囲気が出ないんだなぁ。最近は菜めし用の乾燥粉末が出ていて、これを炊いたご飯に混ぜるだけという類いが多いから香りが今ひとつなのだ。菜めしといえば菜めし田楽が絶妙なカップリングだが、最近は味噌田楽の強い味噌の甘さに菜めしの香りがすっかり消されてしまって、菜めしのアイデンティティが弱くなってしまった。

コメントが2個あります

  1. 小熊 より:

    いやぁ懐かしい。菜めし田楽、小さい頃は毎週日曜日に岡崎公園へ父に連れて行かれ、公園内(だったと思う)の店で月に1回ぐらいは食べていたような気がします。どうやら日曜の昼間は子守当番となった父が、私と弟を連れ出してくれる先が、当時動物園でもあった岡崎公園だったというわけです。あの店、今もやっているのかなぁ。

    • kiddagan より:

      ●小熊さんへ
      岡崎城の横の八千代本店ですね。今もやっておられますよ。なめし田楽定食1,300円。
      岡崎公園の動物園、懐かしいですね。猿も熊もいましたよね。
      ところで、菜めし田楽と言えば、豊川の「きく宗」が有名ですね。こちらは菜めし田楽定食1,785円。ひぇーっ!昔に比べるとどんどん値段が高くなっている!

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