美しくない禁煙サイン


 別に特別なことは無いけれど、とある施設のトイレで見かけた禁煙サインである。貼ったテープが汚らしいが、このサインデザインも汚らしい。このサインはここが禁煙であることを明確に伝えればいいのだが、なぜこんな要素の多いデザインになってしまうのだろうか。職員がパソコンの印刷出力で出したものだろうが、凝る必要は全くないし、シンプルな方が目的にかなうのに、なぜかだらだらと色をつけたがる。日本はこのあたりの美意識がだめである。
 デザインは引き算である。不要なものはいらない。その観点から以下、余分な要素を揚げておく。
1:なぜフルカラーで印刷する必要があるだろうか。
2:なぜ「禁煙」の文字が必要なんだろうか。
3:なぜ「禁煙」の文字に縁取りが必要であろうか。
4:なぜ「禁煙」の文字が円に沿って歪んでいるのか。
5:なぜ、ピクトグラムを安易に変形させてしまったのか。
6:なぜ、タバコイラストにこうも色が必要なんだろうか。

コメントが2個あります

  1. よっぺー より:

    ちょいと、煙草吸えんで、もしやイライラしとるかね?

    この人、はりきっただよ、きっと。
    「○○さん、パソコン得意でしょ?ちょっとチャチャッと作ってよ」と言われ、
    自分の持てる技すべてを出し切った珠玉の作品なのよ。
    こんな風に文字も曲げちゃうし、枠線もつけられちゃう。
    我が人生で習得した技を、すべてに盛り込んでみましたみたいな。

    パソコンのおびただしい流通が諸悪の根源ちゅう話もあるけども。
    アジア諸国でも、気のぬけまくった、いかしたデザインが減っただ。
    大体パソコンでつくった虹色グラデーションが好きだよね、エイジア。

    • kiddagan より:

      よっぺーさんへ
      こういう感じを微笑ましく認めるときもあれば、なんかやになるときもある。パソコンソフトの問題があるなぁ。
      こういう世界は「アジアの気の抜けまくったいかしたデザイン」とは確かに違う。なんか見えない大きなシステムによる、大衆の虚勢化、文化の偏向化である。

コメントを書く

ほっかにログインしてコメントを書く