記者の着目点

大関琴光喜の野球賭博事件報道で某新聞には「裏切り大関に失望」という見出しと共に地元岡崎の反応がレポートされていた。一連の経緯の記述の中にこう書いてあった。「同市の中央総合公園に飾られていた優勝額(2001年秋場所)は、今回の疑惑が持ち上がった五月下旬に外され、今は同市の汚水処理施設の倉庫に保管されている」……と。なんというか、こういう細かい部分の描写を、貴重なスペースの中で残そうとする記者の趣味的意図と言うか、大衆興味本位的なピックアップというのが、気になる。これは第三者的描写というのではなく、記者独特の体質から生まれる下世話な価値観だと思える。取材内容のどこをピックアップするか、どこを基軸に記事を書くかで、新聞記事においても個人的な世界を作る事ができてしまうのだ。※上の写真は内容と関係はありません。

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