モチナゲ

mochinage

餅投げで勝利するコツは、餅投げを受ける側の空間において前後では中央部、左右では中央ではなく左右どちらかの7部位置に立つ事である。このあたりが一番飛んでくる回数が多い。一番前は投げる側の配慮が無ければ意外に飛んでこない。昨日、わが家近くの稲前神社の秋祭りだった。なんとなく出かけてみたら餅投げをやっていたので参加した。しかしすごい人だかりで、ぎゅうぎゅう詰め。餅投げのもう一つのコツは投げてくる餅(この場合ミニスナック菓子の袋だが)をダイレクトにキャッチする事はどの人にも難しいので、こぼれ落ちる地面を注視することである。つまり拾う事である。しかしこれだけ人数が多いと大変危険だ。たかがミニスナック菓子ではあるが、餅投げで炎上する強欲は人の足を踏み、人の体を押し倒し、頭を叩く、蹴る、とすさまじいのだ。命がけの秋祭りだ。子供の頃の近所の棟上げ式とか嫁菓子投げのムードとは明らかに違っている。これだけ理屈を言っておきながら、僕はひとつも取れなかった。餅投げの最も重要なコツは「やさしさを捨て欲に徹する」ことである。

コメントを書く

ほっかにログインしてコメントを書く