マイケル・ムーア

moore

打ち合わせに行く途中で読もうと本棚に手を伸ばしたら、昔の本、かのマイケル・ムーアの著「おい、ブッシュ、世界を返せ!」をつかんだ。ま、いいかと電車の中で読み返してみた。この本はマイケル・ムーアが、十分な情報を並べながら、彼のボキャブラリーを総動員してジョージ・ブッシュと共和党批判を書いた本である。9.11のあたりで出版した「アホでマヌケなアメリカ白人」同様、キョーレツな批判と皮肉が溢れている。確か銃所持を扱ったアポ無し突撃ドキュメンタリー映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」を観たなぁ。ま、彼独特のユーモアについてゆけない面もあるが、これほどまでに発言し、キョーレツに皮肉るジャーナリスト(政治活動家とも解釈されているらしい)と言うかドキュメンタリー作家がいる国、アメリカをうらまやしく思ったりもする、といっても偏りすぎていると反論本も出たり、彼はホワイトハウスのブラックリストにものっているわけだが…。で、2003年に日本で発行されたこの本の中で、彼は「そろそろ、黒人大統領が出てもいいじゃないか」と書いている事に気がついた。彼は2004年の選挙でブッシュ再選を阻止するため9.11を扱った映画「華氏911」を制作したと言われる。4分でも待てないと共和党降ろしを待ち望んでいた彼だが、2008年にそれはようやく実現したのだ。民主党の黒人大統領オバマ誕生である。アメリカは保守的なのかリベラルなのか、これからのオバマに注がれる彼の視線に興味があるなぁ。4年後の彼のレポートを読んでみたい気もする。それとは別に、僕なんかは彼に、最近の受け売り環境保護信仰とCO2削減の呪文を皮肉った強烈レポートをやって欲しい気がする。彼はこの本の中で「アメリカ人はエコロジー馬鹿なんだ!」と皮肉っているのだし……。

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